日々、内省

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ベンチャー企業での内部分裂はなぜ起こるのか?

今回はベンチャー企業における内部分裂について書いていく。

ベンチャー企業の内部分裂自体は良くあることではないかと思う。例えば思っていたより仕事がつらい、外から見ている会社と中から見てみる会社が違った、などなど。理由は色々あるかと思うが、根本にあるのは「社長の価値観の悪いところばかりがみえてしまうから」であると思う。

まずベンチャー企業は個人の裁量が強く、その中でも社長の裁量は大企業に比べると段違いに大きい。裁量が多いということは影響力があるということである。否応なしに仕事をしていると社長の意見を反映しなければいけないし、社長の顔色をうかがわなければ仕事が進まない、ということすらあるかもしれない。

おそらく社長の価値観と自分の価値観があっている社員は裁量の多さにやりがいを感じるだろう。しかし社長と価値観が合わない人は社長の嫌な部分だけ見えてしまうだろう。「なぜこの施策を却下されるのか?私の意見の方があっている」「自分の私腹を肥やすために社員を搾取しているだけではないか、、」と思ってしまっているときにはおそらく社長の悪いところしか見えなくなっているのだと思う。

冷静に考えると社長が意見をするのは、会社を良い方向に持って行くためである。